プロ5戦目の20歳が日本7位を止めた 大胡晴哉が橋本舞孔に判定2-0、日本ユース・ライト級の新王者に

試合結果速報

8月21日の後楽園ホール、日本ユース・ライト級タイトル戦。試合前の記事でも「王者・橋本舞孔のV2戦、挑戦者は代役として自ら手を挙げた大胡晴哉」という構図を紹介しましたが、結果は下馬評をひっくり返すものでした。

勝ったのは挑戦者。大胡晴哉(20=吉祥寺鉄拳8)が8回判定2-0で橋本舞孔(21=DANGAN)を下し、新王者になりました。

これ、数字だけ見ると相当な番狂わせなんですよね。大胡はこの試合まで4勝(1KO)1分け、つまりプロ5戦目。対する橋本は8勝(5KO)2敗2分けで、日本ランクも7位対14位と大きく開いていました。それを、20歳が引っくり返してしまいました。

大胡晴哉

🏆 大胡晴哉(吉祥寺鉄拳8)

VS
橋本舞孔

🥊 橋本舞孔(DANGAN)

🥊 試合結果

日時・会場 2026年8月21日(金) 後楽園ホール(東京)
タイトル・階級 日本ユース・ライト級王座(8回戦)
勝者 大胡晴哉(日本/挑戦者・日本14位)
敗者 橋本舞孔(日本/王者・日本7位)
決着 8回判定2-0(大胡の新王座獲得)
日本ユース・ライト級タイトルマッチ / 2026年8月21日
🏆 大胡晴哉
4勝(1KO)1分
VS 橋本舞孔
8勝(5KO)2敗2分
判定2-0(8R) / 後楽園ホール・東京

🥊 ジャッジの採点

4回終了時の公開採点 大胡が2-1でリード
最終結果 2-0(大胡)
各ジャッジの内訳 1者がドロー、残る2者が2ポイント差で大胡を支持

※各ジャッジ名と具体的なスコアは現在確認中です。BoxRecへの掲載確認後、追記します。

🥊 試合を振り返ると…

179センチの大胡と178センチの橋本。ライト級でこの身長というのは、はっきり言ってかなりの長身対決です。しかもお互いにリーチがあるので、当然のように「相手の懐に入れない」試合になりました。パンチがなかなか当たらない、じりじりした立ち上がり。

その膠着を先に破ったのが大胡でした。踏み込んできた橋本にカウンターの右アッパーを合わせる。この一発一発が効いていたようで、4回終了時の公開採点では大胡が2-1でリードして折り返します。

後半、橋本はペースを上げて出てきます。ここで下がったら経験の差でそのまま持っていかれる場面ですが、大胡は一歩も引かずに迎え撃った。結果、ジャッジ1者はドロー、残る2者は2ポイント差という接戦にはなりましたが、勝ちを拾ったのは挑戦者でした。

プロ5戦目で日本7位からベルト獲るなんて、そう簡単にできることじゃねぇぞ。しかも相手はサウスポーで自分と同じくらい背が高い、一番やりにくいタイプだ。それを右アッパーっていう答えを見つけて勝ったんだから、頭も使えてる。

トレーナー
トレーナー
初心者くん
初心者くん
え、そうなんですか? 背が高い者同士って、逆にやりやすそうなイメージでした…

逆だ。お互い長い距離が得意なんだから、譲り合いになって手数が出なくなる。あの試合が「なかなか当たらない」展開になったのはそのせいだろ。そういう時に先に一発当てられるやつが試合を持っていくんだ、わかったか?

トレーナー
トレーナー
初心者くん
初心者くん
なるほど〜! 大胡選手、勝った瞬間ひざまずいて手を上げてましたね。うれしかったんだろうなあ。

🎤 試合後コメント

「なんとか勝って、ホッとしています。ただ、自分が欲しいのは日本、東洋、あとは世界。今回はベルトより、自分より評価が高くてランキングも上の橋本選手に勝てたことがうれしいです」
—— 大胡晴哉(2026年8月21日)

この「ベルトより、格上に勝てたことがうれしい」という言い方、20歳とは思えないくらい落ち着いていますよね。ユース王座を取った直後に「自分が欲しいのは日本、東洋、あとは世界」と言い切れるあたり、この一本を通過点としか見ていないのが伝わってきます。

📣 Xポスト

敗れた橋本は、試合後に自身のXでこう報告しています。プロフィールに「第5代日本ユースライト級チャンピオン」と掲げていた王座を失ってなお、まっすぐな一言でした。

※表示されない場合はこちらのポストからご覧ください。

ちなみにこのカード、もともとは別の相手が予定されていて、対戦相手変更を経て6月20日に大胡との一戦として正式にアナウンスされたものでした。橋本本人が告知していたポストがこちらです。

※表示されない場合はこちらのポストからご覧ください。

橋本は2005年3月26日生まれの21歳。5代目の日本ユース・ライト級王者としてV2戦に臨んだわけですが、ここで初黒星ならぬ通算2敗目を喫しました。とはいえ8勝5KOというパンチ力のあるサウスポーで、まだ21歳。「必ず強くなります」という言葉どおり、立て直してくる選手だと思います。

📌 まとめ

8月21日の後楽園ホールで行われた日本ユース・ライト級タイトル戦は、挑戦者・大胡晴哉(20=吉祥寺鉄拳8)が王者・橋本舞孔(21=DANGAN)に8回判定2-0で勝利し、新王者となりました。179センチ対178センチの長身対決は距離の取り合いになりましたが、大胡がカウンターの右アッパーで主導権を握り、4回終了時の公開採点でリード。後半の橋本の追い上げも受け止めきりました。プロ5戦目、日本ランク14位からの戴冠です。

ユース王座は若手の登竜門ですが、ここから日本、東洋太平洋、そして世界へ——という道筋を最初から口にできる選手はそう多くありません。大胡晴哉、覚えておいて損はない名前だと思います。次戦もぜひ追いかけてみてください!

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