岩田翔吉、初防衛戦の9回に左手を骨折していた 「早く終わらせたくて右を強く振っていました」 統一戦の相手に3つの名前

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7月20日の両国国技館。無敗の指名挑戦者を11回で止めたあの試合、じつは途中から片手が壊れていました。

WBC世界ライトフライ級王者・岩田翔吉選手(30=帝拳)が8月23日、都内で行われたWOWOWの番組収録に出席し、収録後の取材で初防衛戦の最中に左手を骨折していたことを明かしました。しかも本人はその場では骨折だと気づいていなかったというんだから、ボクサーの体感って怖い。

そして驚くのはここから。左手が使えない状態で「早く終わらせたくて右を強く振っていました」と言って、そのまま相手をストップしてしまったわけです。笑ってしまうくらい強引で、でもめちゃくちゃ王者らしい終わらせ方でした。

岩田翔吉

🥊 岩田 翔吉(帝拳/WBC世界ライトフライ級王者)

🥊 何がわかったのか

項目 内容
公表の場 2026年8月23日(日)都内・WOWOWスタジオでの番組収録と、収録後の取材対応
負傷 左手の中手骨を骨折(7月20日の初防衛戦、9回に左ボディを打った際)
処置と現状 試合翌日に診察、7月22日に患部を固定する手術。重症ではなく、順調なら9月には固定が外れる見込み
練習状況 ランニングと、左を使わないジムワークはすでに再開済み
次戦 未定。「年内にやりたい」と本人。相手・日程・会場いずれも未発表

🥊 9回、左ボディの一発で壊れた

骨折の瞬間ははっきりしています。9回、左ボディを打ち込んだところに相手のヒジが下りてきて、タイミングが合ってしまった。岩田選手はこれまで骨折の経験がなく、「痛みとしびれはあったけれど、折れているとは分からなかった」と振り返っています。

そこからは角度を変えながら左を出しつつ、決め手は右一本に切り替えた。結果として11回TKO。あとから聞くと無茶なんですが、試合中は本人も骨折だと確定していないわけで、それであの終わらせ方をしてしまうところがこの選手の怖さです。

試合翌日に診察を受け、7月22日には患部を固定する手術。幸い重い部類ではなく、順調に回復すれば9月には固定を外せる予定だそうです。現在は右のみで練習していますが、「右を打った時にも左に力が入って痛むので、休みながらやっている」とのこと。ここは慎重にいってほしいところですね。

「9回に左ボディを打ったときに相手が肘を下げてガードしてきたのとタイミングが合ってしまって。今まで骨折したことがないので痛みとしびれがありましたが骨折しているとは分からなくて。それからは早く終わらせたくて右を強く振っていました」
—— 岩田 翔吉(2026年8月23日、番組収録後の取材対応より)

🥊 それでも統一戦への視線は動かない

岩田選手は東京都渋谷区出身の1996年2月2日生まれ。2018年に米国・カーソンでデビューし、日本、OPBF東洋太平洋、WBOアジアパシフィックとベルトを重ねてきました。2022年11月にはジョナサン・ゴンサレスに挑んで判定負け、2024年10月にWBO世界ライトフライ級王座を決定戦で獲得したものの、翌2025年3月にレネ・サンティアゴに判定で敗れて手放しています。

そこから立て直して2026年3月、ノックアウト・CPフレッシュマートを8回TKOで下してWBC世界ライトフライ級のベルトを獲得。今回の勝利で全戦績は19戦17勝(14KO)2敗になりました。エリック・バディージョ戦は、19戦全勝だった無敗の指名挑戦者に初黒星をつけた一戦でもあります。

この人が一貫して言い続けているのが「王座統一」。今回の取材でも、具体的な名前が3つ出ました。

候補 岩田選手が語った理由
タノンサック・シムシー(タイ)
IBF世界ライトフライ級王者
「かみ合うと期待してくれる声が多い」。9月26日・静岡での防衛戦を観戦予定
レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)
WBO世界ライトフライ級王者
2025年3月に判定で敗れた相手。「ずっと『必ず借りを返す』と言ってきた」
オスカー・コラーゾ(プエルトリコ)
WBAスーパー・WBO世界ミニマム級統一王者
階級を上げてくれば。「世界的に評価が高いし、パンチが当たれば倒す自信がある」

さらにもうひとつ。9月2日に横浜BUNTAIで行われるWBA世界ライトフライ級王座決定戦・吉良大弥選手vsカルロス・カニサレス選手の勝者についても、「WBAの状況がよくわかってないんですが、統一戦ができればボクサーとして幸せなこと」「どちらが勝っても、できるならうれしい」と前向き。つまり、この階級で名前の挙がる王者ほぼ全員に手を挙げている状態です。

全員の名前を出せるってことは、逃げ道を自分で潰してるってことだ。誰か1人を指名して待つより、よっぽど覚悟がいる。口だけの選手はこういう言い方をしねえよ。

トレーナー
トレーナー

初心者くん
初心者くん
でも骨折してるのに年内って、急ぎすぎじゃないですか…? 難しそう…

本人だって「年内にやりたいが、こればっかりは。治り次第」って言ってんだろ。希望と予定は別物だ。9月に固定が外れて、そこから拳を作り直して、実戦の打ち合いに耐えられるか確認して──どう転んでも12月あたりが現実的な線だな。

トレーナー
トレーナー

初心者くん
初心者くん
なるほど〜! 焦らずしっかり治してほしいですね。ライトフライ級って、そんなに面白い階級なんですか?

日本人が何人ベルトを巻いてきたと思ってんだ。京口紘人もここでベルトを巻いた男だし、9月2日には吉良が5戦目で世界に挑む。世界で一番日本人が絡む階級のひとつだぞ。目を離すな。

トレーナー
トレーナー

📣 Xポスト

岩田選手本人も、収録を終えて番組の告知をポストしています。

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番組公式アカウントの告知はこちら。今回は増田陸選手との「W本人解説」です。

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🎬 骨折を抱えて勝ち切った初防衛戦

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今回の話を聞いてからこの映像を見返すと、9回以降の右の振り方がまったく違って見えます。左を封じられた状態で、あえて危険な距離まで詰めて右を打ち込んでいる。あれは勇気というより、計算のうえでの割り切りだったわけですね。

📝 管理人の予想

次戦の相手はまだ何も出ていないので断定はできませんが、実現しやすさで言えばIBF王者タノンサック・シムシー戦が本命(○)だと見ています。岩田選手本人が9月26日の防衛戦を観に行くと明言していること、そして相手が日本国内のジムに所属していて交渉のテーブルが近いこと。この2点はかなり大きい。
一方でサンティアゴ戦は本人の思い入れがいちばん強いぶん、相手側の事情に左右されやすく△。コラーゾ選手は階級を上げてくる前提なので、順番としてはさらに先でしょう。いずれにせよ拳が完治しないと何も始まりません。まずは9月の固定除去がどうなるかを待ちたいところです。

📌 まとめ

WBC世界ライトフライ級王者・岩田翔吉が、7月20日の初防衛戦の9回に左手の中手骨を骨折していたことを公表しました。試合翌日に診察、7月22日に固定の処置を受け、順調なら9月に固定が外れる見込み。次戦は未定ながら「年内にやりたい」と本人。統一戦の相手候補としてタノンサック・シムシー、レネ・サンティアゴ、オスカー・コラーゾの3人と、9月2日のWBA王座決定戦の勝者の名前を挙げています。

ちなみに岩田選手、格闘技を始めたころの師匠にあたる山本美憂さん(52)が9月15日に後楽園ホールでボクシング転向2戦目を迎えることについても触れていました。練習動画を見てアドバイスを送っているそうで、「52歳で新しいことに挑戦するのは簡単なことではない。唯一無二の存在」と敬意を示しています。こういう話を聞けるのが番組収録の取材のいいところですよね。8月24日の放送、本人解説なので相当おもしろいはずです!

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