東京・蒲田の路地に、世界を本気で目指すボクサーたちが集まるジムがある。
元日本王者・元OPBF王者の会長が自ら指導し、奈良井翼・川崎真琴などの王者を育て上げてきた──それがRK蒲田ボクシングファミリーだ。
会長・柳光和博 © RK蒲田ボクシングファミリー
🥊 RK蒲田ボクシングファミリー 基本情報
| 正式名称 | RK蒲田ボクシングファミリー |
| 会長 | 柳光 和博(元日本・OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者) |
| 設立 | 2007年7月(神奈川県平塚市にて前身ジムを開設) |
| 現ジム移転 | 2010年11月(東京都大田区蒲田に移転・現名称に変更) |
| 住所 | 〒144-0052 東京都大田区蒲田5-20-7 K520ビル3F |
| アクセス | JR蒲田駅東口より徒歩2分 |
| 電話 | 03-6424-4422 |
| 営業時間 | 平日・土曜 15:00〜22:00 / 日曜・祝日 15:00〜19:00 |
| ジムコンセプト | 「ボクシングファミリー」──プロ育成と一般・女性・子供クラスを両立 |
👤 会長・柳光和博という男
RK蒲田の魂は会長・柳光和博にある。京都府山科区出身の彼は、南京都高校でボクシングを始め、高校1年からインターハイに出場するという異例の早熟ぶりを見せた。
高校3年時には国体フライ級で全国制覇。その実力で近畿大学に特待生として進学し、日本代表として国際試合を経験。バルセロナオリンピック強化選手にも選ばれた、アマチュア時代から超エリートだった。
![]() 初心者くん |
オリンピック強化選手だったのにプロ転向したんですね。どうして歌手目指したんですか(笑)?
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そこが面白いところだろ。大学卒業後に「歌手になる」と上京したら、ワタナベジムの渡辺会長に「お前ボクシングやれ」とスカウトされてプロに転向する。人生何があるかわからんってことだ。
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![]() トレーナー |
プロとしての柳光は、確かな実績を積み上げていく。1999年に第22代日本スーパーフライ級王座を獲得し、翌2000年には第20代OPBF東洋太平洋スーパーフライ級王座も制覇。二冠王者として活躍した。
そして2002年、WBC世界スーパーフライ級王者・徳山昌守への世界挑戦。惜しくも9回KOで敗れ世界の壁に阻まれたが、そのキャリアは選手として一切恥じるところのない輝かしいものだった。
柳光和博 プロ戦績まとめ
通算 18戦 13勝(4KO)2敗(1KO)3分
第22代日本スーパーフライ級チャンピオン
第20代OPBF東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオン
元WBC世界スーパーフライ級3位・WBA4位
📜 ジムの歩み:平塚から蒲田へ
現役引退後、柳光は指導者の道を歩む。2007年2月に日本プロボクシング協会に加盟し、同年7月──神奈川県平塚市に「湘南RYUJU BOXING FAMILY」を開設した。
立ち上げ期は元世界挑戦者の鳥海純とともに共同経営するスタイルを取っていたが、2010年に鳥海が独立。その機に柳光はジムを東京・蒲田へと移転し、「RK蒲田ボクシングファミリー」として再スタートを切った。
ちなみに「RK」は柳光和博の名前の一部から取ったイニシャルだ。
![]() 初心者くん |
蒲田ってどんな街なんですか?ボクシングのイメージがないんですが…
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蒲田は大田区の中心的な商業地だ。工場や中小企業が集まる「ものづくりの街」でもある。華やかなイメージはないかもしれないが、そういうところで育った選手ってのは地道に強くなっていくもんだ。奈良井翼がその典型だろ。
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![]() トレーナー |
🔥 RK蒲田が育てた選手たち
小さなジムながら、RK蒲田は確実に王者を生み出してきた。
奈良井 翼
スーパーフェザー級 / 元第47代日本スーパーフェザー級チャンピオン
大阪・東淀川区出身。マイク・タイソンの試合を見てボクシングを始めた。2020年全日本新人王MVP、2021年に日本王座を獲得。プロ戦績19戦17勝(11KO)2敗という高KO率で、攻撃力と技術を兼ね備えた選手。帝拳の波田大和とはWBSSを彷彿とさせる好カードを展開した。
川崎 真琴
スーパーウェルター級 / 第40代日本スーパーウェルター級チャンピオン
RK蒲田の主力ファイターとして活躍。スーパーウェルター級という層の厚い階級で日本王者を獲得した実力者。今後の世界挑戦も期待される一人だ。
石川 春樹
スーパーバンタム級 / 日本スーパーバンタム級ユース王者
若手ホープとしてRK蒲田の次世代を担う存在。ユース王者から日本王座、さらには世界へと向かう成長過程が楽しみなファイターだ。
💪 ジムのコンセプトと特色
RK蒲田は「プロボクサーの育成だけ」のジムではない。ジム名にある「ファミリー」という言葉が示すように、一般の方・女性・お子様も一緒に通えるジムを目指している。
📋 コース例
・プロコース(プロボクサー育成)
・一般ボクシングコース(スパーリング有り)
・ボクシングフィットネスコース(打撃のみ)
・キッズコース(青少年育成)
会長自身が語るように「ボクシングに出会い人生が明るく開けた」──その実体験が、ジムの方針の根幹にある。強さを追い求めながらも、ボクシングを通じて地域社会に貢献することがRK蒲田の存在意義だ。
✍️ まとめ:蒲田から世界へ
2007年の平塚での産声から始まったRK蒲田ボクシングファミリーは、会長・柳光和博の熱量と指導力によって着実に王者を育ててきた。
奈良井翼・川崎真琴・石川春樹──それぞれが自分の頂点を目指す中、このジムは「ファミリー」という名にふさわしい一体感で選手を支え続けている。
帝拳のような歴史的なブランドとは違う。でも、新しい歴史は今まさにここで作られている。蒲田から世界を狙う選手たちに、目を向けてほしい。




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