10・29後楽園はフライ級のベルトが2本動く 野上翔vs田中将吾のセミに、富岡浩介vs佐野篤希 3冠統一構想が動き出す

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10月29日の後楽園ホール、正直ちょっと詰め込みすぎじゃないですかね笑

「Lemino BOXING フェニックスバトル162」といえば、メインのアマ6冠・片岡雷斗の東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦が話題になっていますが、実はこの興行、タイトルマッチがもう3試合も組まれています。しかもそのうち2つがフライ級。同じ夜に、同じリングで、フライ級のベルトが2本動くんです。

中心にいるのがセミファイナル、OPBF東洋太平洋&日本フライ級の2冠王者・野上翔と、挑戦者の田中将吾。この2人だけの話にとどまらない、フライ級の「主役争い」がまとめて始まる一夜になりそうです。

野上翔

🥊 野上翔(RK蒲田)

VS
田中将吾

🥊 田中将吾(大橋)

🥊 試合情報

項目 内容
試合日 2026年10月29日(木)
会場 後楽園ホール(東京・文京区)
興行名 Lemino BOXING フェニックスバトル162
タイトル OPBF東洋太平洋&日本フライ級タイトルマッチ10回戦(セミファイナル)
対戦カード 王者・野上翔(26・RK蒲田) vs 挑戦者・田中将吾(24・大橋)

野上にとっては日本王座2度目、OPBF王座は初の防衛戦。田中はOPBF同級3位、日本同級15位からの挑戦になります。

🥊 野上翔について

野上翔は2000年8月13日生まれの26歳、佐賀県鳥栖市出身のサウスポーです。所属はRK蒲田ボクシングファミリー。アマチュアでは63戦40勝23敗と、正直、飛び抜けたエリートというわけではありませんでした。

それがプロに入ってから化けました。2023年7月20日のデビュー戦を1回TKOで飾ると、そこから負けなし。プロ入り当初は亀田興毅氏が政所椋・花田颯とともに「令和三羽がらす」と名付けたうちの一人として売り出され、その看板に実力で追いついていった格好です。

大きかったのが2024年3月、後楽園ホールでの日本フライ級ユース王座決定戦。ここで相手になったのが、なんと今回の同じ興行で防衛戦を行う富岡浩介でした。結果は8回2-1(77-74、77-75、74-76)という際どい判定で野上が勝利し、ユース王座を獲得しています。

その後、2025年2月にはバンコクへ乗り込んでワランチャイ・ブージャンを3回KO。海外でも結果を出しました。そして今年3月24日、後楽園ホールの「フェニックスバトル152」で日本フライ級タイトルマッチとOPBF東洋太平洋フライ級王座決定戦が同時に懸けられた一戦を制し、一気に2冠王者へ。5月には無敗同士の防衛戦もクリアしています。

会見では「田中選手と戦えることにワクワクしている。ここを勝って王座統一戦に進みたい」と、余裕すら感じさせる言葉が出てきました。目標は本人いわく、はっきり「世界チャンピオン」です。

🥊 田中将吾について

挑戦者の田中将吾は24歳、大橋ボクシングジムの所属。この選手、今年5月2日に東京ドームで行われたビッグイベントの第1試合に出ていた、と言えば思い出す方もいるかもしれません。

あの日、田中はWBOアジアパシフィック・フライ級王者の富岡浩介に挑戦しました。結果は10回判定ドロー。スコアは97-93で富岡、96-94で田中、95-95。1人のジャッジが田中を支持し、もう1人がイーブンという、あと一歩でベルトに手が届いていた内容でした。東京ドームという大舞台のオープニングマッチで、しっかり自分の試合をしてみせたわけです。

その悔しさを抱えたまま、次のリングがまたタイトルマッチ。しかも今度は日本とOPBFの2本が懸かる10回戦です。

「前回に続き、チャンスをもらって会長に感謝している。前戦の課題を修正して、絶対にベルトを獲るという強い気持ちで挑む」
—— 田中将吾(8月18日・発表会見にて)

ちなみに田中は8月10日から15日まで、井上尚弥・井上拓真ら大橋ジム勢と北海道・夕張市での強化合宿にも帯同していました。WBOアジアパシフィック・フライ級1位という立ち位置で、ジムの中核グループと同じ練習量を積んできたことになります。

🥊 同じ夜、フライ級のベルトがもう1本動く

この日の第2試合では、WBOアジアパシフィック・フライ級タイトルマッチも組まれています。王者は前述の富岡浩介(RE:BOOT)、挑戦者はWBO同級8位の佐野篤希(23・伴流)。富岡にとっては2度目の防衛戦です。

つまり10月29日の後楽園には、フライ級の地域王座が「日本」「OPBF東洋太平洋」「WBOアジアパシフィック」と3種類そろうことになります。会見でもその先の話が自然と出ていて、野上は「世界ランキングを上げるために富岡選手とやりたい」と、2024年のユース王座決定戦以来となる再戦を口にしました。田中も「3つをまとめて、僕が世界に行きたい」と宣言しています。

さらに第3試合では、OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の石井渡士也(RE:BOOT)が二瓶竜弥(DANGAN郡山)を迎えて初防衛戦。石井は今年6月に大阪で山﨑海斗(六島)を5回TKOで下して王座を獲得した選手で、「しっかり倒して勝ちたい」とコメント。二瓶も前戦で細川兼伸を撃破しての挑戦で、上り調子です。

1つの興行にタイトルマッチ4本だぞ。しかもフライ級だけで2本。こんなもん、後楽園に行かねえ理由がねえだろ。

トレーナー
トレーナー
初心者くん
初心者くん
あの…「地域タイトル」って3つもあると、どれが一番すごいのか分からなくなります…

日本王座は国内の頂点、OPBF東洋太平洋はアジア・オセアニア圏、WBOアジアパシフィックはWBOが認定するアジア圏のベルトだ。どれも世界王座じゃねえが、世界ランキングに乗るための足場としては全部デカい。3本まとめりゃ、この階級の日本の顔ってことになるんだよ。

トレーナー
トレーナー
初心者くん
初心者くん
なるほど〜! だから野上選手も田中選手も「3つまとめたい」って言ってるんですね!

📣 Xポスト

野上本人も、会見当日にXで対戦を告知しています。

※表示されない場合はこちらのポストからご覧ください。

🎬 野上翔が2冠を手にした一夜(フェニックスバトル152)

今年3月、日本フライ級タイトルマッチとOPBF東洋太平洋フライ級王座決定戦が同時に懸けられた大会のハイライトです。第1試合が野上の一戦になっています。

▶ 表示されない場合はYouTubeで見る(Lemino公式チャンネル)

🎤 野上翔の一言

「田中選手と戦えることにワクワクしている。ここを勝って王座統一戦に進みたい」
—— 野上翔(8月18日・発表会見にて)

📝 管理人の予想

野上翔の判定勝ち、信頼度は○。田中将吾は東京ドームで富岡相手にドローまで持ち込んだ実力者で、力の差はほとんどないと見ています。ただ、野上はサウスポーで、2024年に富岡から際どいながらも判定を取っている実績があり、勝ち方を知っているタイプ。10回のうち序盤で主導権を握れれば、そのまま2-0前後で押し切るのではないでしょうか。逆に田中が東京ドームの反省点だった「詰め切れなさ」を修正してきた場合、スプリットの波乱は十分あり得ます。KO決着の可能性は低めと見ています。

📌 まとめ

10月29日の後楽園ホール「フェニックスバトル162」セミファイナルで、OPBF東洋太平洋&日本フライ級2冠王者の野上翔が、東京ドームで富岡浩介とドローを演じた田中将吾の挑戦を受けます。
同じ日には富岡浩介vs佐野篤希のWBOアジアパシフィック・フライ級戦、石井渡士也vs二瓶竜弥のOPBFスーパーバンタム級戦も実施。フライ級だけでベルトが2本動きます。
野上は富岡との再戦、田中は「3本まとめて世界へ」を公言。この階級の主役が誰なのか、10月29日から答え合わせが始まります。

メインの片岡雷斗ばかり注目されがちですが、この日は下から順に見ても濃い一夜になりそうです。フライ級好きの方はぜひチェックしてみてください!

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