京都に300人が集まった夜 寺地拳四朗、3階級制覇の祝勝会で「年内にやりたい」 日本人初の3階級統一へ坪井智也の名前も

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7月20日、両国国技館で寺地拳四朗が3階級制覇を達成した夜。あのとき「泣きそうだったけど頑張ってこらえた。でも、ちょっと出ちゃった」と言っていた表情を、まだ覚えている人も多いと思います。

あれからおよそ1か月。8月18日、地元・京都市内のホテルで、その3階級制覇を記念する祝勝会が開かれました。集まった支援者は約300人。京都府の西脇隆俊知事も駆けつけたそうです。

そして祝勝会に先立つ取材で、寺地が次の一歩について語りました。「年内にやりたい」。狙うのは、日本人がまだ誰も達成していない「3階級での王座統一」です。

3階級制覇を達成した寺地拳四朗

🏆 寺地拳四朗(BMB)/2026年7月20日・両国国技館

🥊 いまの寺地拳四朗

項目 内容
選手名 寺地拳四朗(34)=BMB=
保持王座 WBO世界スーパーフライ級王座(2026年7月20日獲得)
戦績 28戦26勝(16KO)2敗
祝勝会 2026年8月18日/京都市内のホテル・支援者約300人
次戦 未定(本人は「年内にやりたい」と希望)

🥊 この1年が、本当にしんどかった

祝勝会での挨拶が、そのまま直近1年の答え合わせになっていました。

寺地は昨年7月、WBC・WBAフライ級統一王者としてリカルド・サンドバル(米国)と戦い、1-2の判定で敗れて王座から陥落。再起の舞台として組まれた同12月のIBF世界フライ級タイトルマッチは、前日計量を終えたあとに王者が体調不良を訴え、まさかの中止になりました。

試合が飛ぶって、外から見ている以上にきついはずなんですよね。減量も仕上げも全部やり切った状態で、リングに上がる相手がいなくなる。

それでも7月20日、階級を上げて挑んだWBO世界スーパーフライ級王座決定戦で、同級4位のイスラエル・ゴンサレス(メキシコ)から2度のダウンを奪い、3-0(115-111、116-110、117-109)で判定勝ち。ライトフライ、フライに続く3階級制覇を、日本男子8人目として達成しました。

本人は「昔に戻ってジャブを意識し、出入りで戦った。原点に戻ったという感じ」と振り返っています。取り戻したのは王座だけじゃなくて、”拳四朗スタイル”そのものだった、というわけです。

🥊 次の目標は「日本人初」の3階級2団体統一

祝勝会に先立つ取材で、寺地は次戦について「年内にやりたい」と明言。そのうえで、ゴンサレス戦の直後から公言している「日本人初の3階級での王座統一」への意欲をあらためて口にしました。相手については「こだわらない」というスタンスです。

そして、統一を目指すうえで一つの名前を挙げました。帝拳ジムの坪井智也(30)です。

坪井は2021年の世界選手権バンタム級で金メダルを獲得したアマチュアのトップランナーで、9月27日にトヨタアリーナ東京で行われるWBC世界スーパーフライ級王座決定戦に、プロわずか5戦目で臨みます。プロ戦績は4戦3勝(2KO)1無効試合。

寺地は坪井を「技術がすごい」と評価したうえで、「日本で盛り上がるとなれば、この名前(坪井)が出るのかなという感じはあります」とコメント。つまり、坪井が9月27日にベルトを獲れば、WBO王者・寺地との統一戦が現実的な選択肢として浮上する、という話です。もちろん現時点では両者とも正式な交渉段階ではなく、あくまで可能性の言及にとどまります。

ちなみにオフの寺地は、今年から始めたゴルフにハマっているとのこと。統一戦とスコア100切り、両方狙っているらしいです笑

🥊 34歳の「もう一花」がすごい

34歳という年齢を考えると、普通なら「あと何戦できるか」を計算し始めるタイミングです。ライトフライ級で長く君臨し、フライ級でも統一王者になり、京口紘人との日本人対決のような大一番も経験してきた。キャリアとしては十分すぎるほど積み上げています。

それでも敗戦と試合中止という一番きついパターンを食らってから、階級を上げて世界王座を獲り直し、さらに「日本人初」を狙うと言っている。この人のモチベーションの持続力、正直かなり異常だと思います。

負けて、次の試合が飛んで、それでも階級上げて獲り直す。口で言うのは簡単だがな、これができる選手はほとんどいねえんだよ。

トレーナー
トレーナー
初心者くん
初心者くん
「3階級で2団体統一」って、そんなに難しいことなんですか? 3階級制覇してる人はけっこういますよね…?

全然ちげえよ。1階級で1本獲るだけでも大変なのに、3つ目の階級で2本まとめて持つってことだぞ。相手も王者だ、逃げる相手も出てくる、交渉もまとまらねえ。だから日本人でまだ誰もいねえんだ。

トレーナー
トレーナー
初心者くん
初心者くん
なるほど〜! じゃあ9月27日の坪井選手の試合、めちゃくちゃ大事なんですね。ちゃんと見ます!

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🎬 3階級制覇を決めた一戦(vs イスラエル・ゴンサレス)

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🎤 寺地拳四朗の言葉

「負けてからの(次の)試合がキャンセルと、すごくつらいことがあったが、チャンピオンに返り咲くという目標で頑張ってきた。我慢して練習に耐えて本当に良かったなと思っていますし、みなさんに喜んでいただけるのがうれしいです」
—— 寺地拳四朗(3階級制覇記念祝勝会でのあいさつ)

📝 管理人の予想

次戦の相手はまだ白紙ですが、管理人は「年内は指名挑戦者クラスとの防衛戦、統一戦は年明け以降」(信頼度△)と見ています。坪井智也が9月27日に王座を獲れば日本国内の目玉として一気に現実味が出ますが、坪井はプロ5戦目。獲った直後にいきなり寺地との統一戦、というのは陣営として簡単な判断ではないはずです。もし実現した場合の勝敗予想は、経験値と距離の作り方で寺地の判定勝ち。ただし坪井の技術は本物なので、そこまで大きな差はつかないと考えています。

📌 まとめ

8月18日、京都市内で寺地拳四朗の3階級制覇記念祝勝会が開催され、約300人の支援者が集まりました。次戦は未定ながら本人は「年内にやりたい」と希望し、日本人初となる3階級での王座統一を明言。統一の相手候補として、9月27日にWBC王座決定戦に臨む坪井智也の名前にも言及しました。34歳の再出発、まだまだ止まりません。

9月27日の坪井智也の一戦は、そのまま寺地の未来にも直結します。そういう目線で見ると、あの日のトヨタアリーナ東京がもっと面白くなりますよ!

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