プロ3戦目で東洋太平洋のベルトに挑む20歳。これ、けっこうとんでもない話です。
8月18日、大橋ボクシングジムが都内で会見を開き、10月29日に後楽園ホールで開催する主催興行「Lemino BOXING フェニックスバトル162」の対戦カードを発表しました。メインは東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦10回戦、アマチュア6冠の片岡雷斗(20)=大橋=が、同級1位アルアル・アンダレス(26)=フィリピン=と空位のベルトを争います。
そして第4試合には、アマ7冠の坂井優太(21)=大橋=が、プロ83戦のタイ人ベテラン・ペッチ ソー・チットパッタナと対戦。大橋ジムが誇る若い2枚看板が、そろって勝負どころを迎える一夜になりました。
🥊 片岡雷斗(大橋)
※対戦相手アルアル・アンダレス選手の単独写真は確認できなかったため、本記事では片岡選手の写真のみ掲載しています。
🥊 試合情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試合日 | 2026年10月29日(木) |
| 会場・興行名 | 後楽園ホール(東京)/Lemino BOXING フェニックスバトル162 |
| メインイベント | 東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦10回戦(空位) |
| 対戦カード | 片岡雷斗(大橋・同級3位) vs アルアル・アンダレス(フィリピン・同級1位) |
| 注目の第4試合 | 54キロ契約8回戦 坂井優太(大橋) vs ペッチ ソー・チットパッタナ(タイ・WBC世界バンタム級6位) |
🥊 片岡雷斗について
千葉・佐倉市出身の20歳。アマチュア戦績は58戦57勝(31RSC)1敗で、高校時代の5冠にアジアユース王座を加えた計6冠という怪物級の実績を引っ提げてプロ入りしました。大橋秀行会長は「才能という点では今まで見た中で一番の天才かもしれない」とまで言い切っています。会長がここまで言うのは、なかなかない。
デビュー戦がもう普通じゃありませんでした。今年3月、後楽園ホールでのライトフライ級6回戦で、当時の日本同級6位(現・日本王者)である大橋波月を6回TKOで圧倒。デビュー戦で日本ランカーを止めるという、ちょっと聞いたことのないスタートを切ります。
6月のプロ2戦目も8回戦でスリヤ・プッタルクサ(タイ)を1回KO。2戦2勝2KO、しかも中身が全部「格上・同格を寄せ付けない」内容で、いきなりメインイベンター&タイトル挑戦です。現在は東洋太平洋3位、日本3位、WBC世界ライトフライ級38位。
ちなみに弟の片岡叶夢(18)も高校3冠の逸材で、同じ興行でプロ2戦目を戦います。会見も兄弟そろって出席。大橋ジムの次の10年を背負う兄弟、という空気がすでにあります。
🥊 アルアル・アンダレスについて
フィリピンの26歳。プロ戦績は24戦19勝(8KO)2敗3分けで、身長157センチのオーソドックス。もともとミニマム級で世界トップクラスの選手たちとやり合ってきた、世界挑戦経験もある選手です。そこからライトフライ級に上げてきました。
2敗3分けという数字が示す通り、そう簡単には倒れないタイプ。KO率も高くはありませんが、逆に言えば「打たれ強くて、気持ちが強くて、タフ」。片岡自身もそう表現して警戒しています。
デビューから2戦とも早い回で終わらせてきた片岡にとって、初めて「10回戦を戦い切る覚悟」が必要になる相手。ここが今回のいちばんの見どころだと思います。
🥊 もう一人の主役・坂井優太とペッチの怖さ
🥊 坂井優太(大橋)
坂井優太はアマ7冠、2022年世界ユース選手権バンタム級優勝という高校生としては日本史上最高レベルの実績を持つサウスポー。プロは8戦8勝(7KO)で、WBC世界バンタム級33位、WBOアジアパシフィックと東洋太平洋で3位、日本5位につけています。
6月の前戦では、東洋太平洋同級元王者のフローイラン・サルダール(フィリピン)を7回TKOで完封。サルダールは井上拓真、比嘉大吾、栗原慶太からダウンを奪ったことがある強打者ですから、これを危なげなく処理したのは相当な評価点です。
そして相手のペッチが、また独特の怖さを持っています。プロ83戦81勝(54KO)2敗のサウスポーで、2つの黒星はいずれも日本での世界戦。2018年12月にWBC世界バンタム級暫定王座決定戦で井上拓真に0-3の判定負け、2024年10月には当時のWBC同級王者・中谷潤人に挑んで6回TKO負けを喫しています。逆に言えば、それ以外の81戦は全部勝っている。坂井にとってはプロ9戦目で初めての世界ランカーとの対戦です。
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3戦目で東洋のベルトだぞ。普通は8戦、10戦かけて上がってくるところを一気に飛ばしてんだ。ジムがそれだけ「こいつは違う」と踏んでるってことに決まってんだろ。
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![]() トレーナー |
![]() 初心者くん |
3戦目って、そんなに早いんですか? 記録とかもあるんですか…?
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あるぞ。3戦目で東洋太平洋を獲れば、堤駿斗、横山葵海、森脇唯人と並ぶ日本男子最速タイだ。そんな記録にいきなり手が届く位置にいるってのが、そもそも異常なんだよ。わかったか?
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![]() トレーナー |
![]() 初心者くん |
なるほど〜! しかも弟さんも同じ日に出るんですよね。これは後楽園、行ってみたくなりますね!
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【ボクシング】アマ6冠の片岡雷斗、プロ3戦目で東洋太平洋王座を獲得すれば日本男子最速タイ記録「何が何でも勝って次につなげていきたい」https://t.co/O89nOuTBEn#片岡雷斗 #ボクシング…
— サンスポ (@SANSPOCOM) August 18, 2026
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🎬 片岡雷斗のプロデビュー戦(vs 大橋波月)
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🎤 片岡雷斗の一言
「より強い自分を見せられたら。自分のボクシングを100%出して、もちろん隙があれば倒しにいって、判定でもKO決着でも何が何でも勝ちます」
—— 片岡雷斗
📝 管理人の予想
管理人の予想は片岡雷斗の中盤〜終盤TKO勝ち(信頼度○)です。アンダレスはタフで、簡単に倒れる相手ではありません。ただ、デビュー戦で日本ランカーを6回で止め、2戦目は初回KO。手数・回転・当て勘のどれを取っても、24戦のキャリアで2敗3分けというアンダレスの「守りの強さ」を上回っていると見ます。序盤は様子を見る展開になりそうですが、5回以降にペースを掴んでストップ、というのがいちばんありそうな形。第4試合の坂井は、ペッチの経験値を警戒しつつも判定〜終盤TKOで勝ち切ると予想します。
📌 まとめ
10月29日の後楽園ホール、メインは片岡雷斗vsアルアル・アンダレスの東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦。勝てばプロ3戦目での戴冠で、日本男子最速タイ記録に並びます。第4試合では坂井優太が83戦のタイ人ランカー・ペッチと初の世界ランカー対決。大橋ジムの「次世代」がそろって試される、地味に濃い一夜になりそうです。
3戦目で東洋のベルト、という言葉の重さは、実際にリングを見てから実感するタイプのものだと思います。10月29日、ぜひチェックしてみてください!




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