井上尚弥選手が8月20日、自身のXでスパーリング開始を報告しました。ただ、その文面がなかなか意味深なんですよね。
「スーパーバンタム級に留まり噂されている一戦をやるか、フェザー級に挑戦か」。つまり、ジェシー・”バム”・ロドリゲス戦とフェザー級転向、どちらに転んでもいいように体を作っている、と。
そして同じ日、海の向こうではバム陣営が「そんな話、誰も私たちに言ってきてない」と不満をこぼしていました。世紀の一戦を待つファンとしては、ちょっと嫌な空気です…笑
🥊 井上尚弥(大橋)
🥊 ジェシー・”バム”・ロドリゲス(米国)
🥊 現時点で分かっていること
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 想定カード | 井上尚弥 vs ジェシー・”バム”・ロドリゲス(交渉中・未合意) |
| 想定時期 | 2027年2月〜3月(井上側が示す期限は来年3月まで) |
| 想定会場 | 2月ならみずほPayPayドーム福岡/3月なら東京ドーム(いずれも報道ベース) |
| 井上の現状 | 8月20日にスパーリング開始を本人が報告。年内の試合予定はなし |
| バムの現状 | WBA世界バンタム級スーパー王者。陣営はバンタム級であと1試合を希望 |
🥊 井上尚弥がXで書いたこと
まずは本人の言葉から。8月20日夜、井上選手はこう投稿しています。
「今日から拓真のパートナーで来ているメキシカン相手にスパーリングを開始しました。スーパーバンタム級に留まり噂されている一戦をやるかフェザー級に挑戦かどちらに転んでもいいよう上げて行きます。どのみち来年は挑戦の年。ボクシングキャリアが終わる最後まで挑戦し続ける姿を見せたい。」
—— 井上尚弥(本人のXより)
「拓真のパートナーで来ているメキシカン」というのが、まさに現在進行形という感じでいいですよね。弟の井上拓真選手は9月27日に那須川天心選手との再戦を控えていて、大橋ボクシングジムにはサウスポー対策のスパーリングパートナーが何人も入っている時期。兄はそこに混ざって、自分の来年に向けた体づくりを始めた、というわけです。
注目すべきは「どちらに転んでもいいよう」という一文。スーパーバンタム級に残るのか、フェザー級に上げるのか。まだ本人の中でも決めていない、というより「相手側の返事次第」というニュアンスが強く出ています。
📣 Xポスト
今日から拓真のパートナーで来ているメキシカン相手にスパーリングを開始しました。
スーパーバンタム級に留まり噂されている一戦をやるかフェザー級に挑戦かどちらに転んでもいいよう上げて行きます。
どのみち来年は挑戦の年。
ボクシングキャリアが終わる最後まで挑戦し続ける姿を見せたい。— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) August 20, 2026
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🥊 バム陣営「誰も私たちにそう言っていない」
一方、同じ8月20日に日本のスポーツ紙が報じたのが、バム側のコーチであるロバート・ガルシア氏の発言でした。ガルシア氏といえば、世界王者を何人も育ててきた名伯楽です。
「井上選手は近いうちにフェザー級に上げるつもりだと言っているというウワサがある。来年3月まで(ロドリゲス戦を)待たないだろう、という話だ」
「私たちはそれでも構わないのだが、誰も私たちにそう言っていない。井上選手のチームから私に『井上選手はこう望んでいる。キミたちがこの試合に興味があるかどうか知りたい』と話しかけてきた人はいない」
—— ロバート・ガルシア(東スポWEB 2026年8月20日)
要するに「フェザー級に行くなら行くで構わない。でも、それをこっちに直接言ってきた人間は一人もいない」ということ。噂だけが先に走っていて、テーブルに座っての交渉がまだ始まっていない――そう読める内容です。
さらにガルシア氏は、対戦そのものには「興味はある」としつつ、「日程を変更しようとしているわけではない」「バムにはバンタム級でもう1試合してほしい」とも語っています。つまりバンタム級での調整試合を1つ挟んでから、階級を上げて井上戦へ――というのがバム側のプランなんですね。
🥊 「もう1試合」の行き先が11月20日に?
そのバム側が希望する「バンタム級でもう1試合」の相手が、WBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディナ。WBA・WBOの2団体王座統一戦になります。
ここが今週動きました。当初は10月31日のカネロ・アルバレスvsクリスチャン・ムビリ興行のアンダーカード入りが有力とされていましたが、8月21日の一部報道では、11月20日(日本時間21日)にニューヨーク・マディソン・スクエア・ガーデンで予定されるタイソン・フューリーvsアンソニー・ジョシュア興行のアンダーカード候補として提示された、と伝えられています。
この興行、まだ修正契約書の締結が最終段階という状況で、プロモーターのエディ・ハーン氏が開催に必要な条件をまとめた補足文書を提出。その中に組まれたアンダーカード案に、バムvsメディナの統一戦、ジャック・カテロールvsキーショーン・デービスのWBA世界ウェルター級レギュラー王座戦、ムラト・ガシエフvsジャレル・ミラーのWBA世界ヘビー級戦が並んでいる、という内容です。
⚠️ ここは大事なところなので念のため。11月20日の興行そのものも、そのアンダーカードも、この記事の時点ではまだ正式発表されていません。あくまで「提示された案」の段階です。
ただ、もしこれが通れば11月20日。井上戦が2月なら、そこから約3か月。バムにとっては「これがギリギリの日程」という見方もできます。逆に11月開催が流れれば、来年3月の期限に間に合わない可能性が出てくる、ということでもあります。
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要するに全部お見合いだろ。井上は「待たない」って言い、バムは「聞いてない」って言う。どっちも間違っちゃいねえのが厄介なんだよ。
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![]() トレーナー |
![]() 初心者くん |
え、そんな大きい試合なのに、まだ電話も来てないんですか…?
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来てねえとは言ってねえ。「俺のところには来てない」ってコーチが言ってるだけだ。この規模の話はプロモーター同士で先に動くもんだからな。ただ、コーチがそれを外に向けて言った時点で、進んでねえのは確かだろ。
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![]() トレーナー |
![]() 初心者くん |
なるほど〜!でも井上選手、もうスパー始めちゃってますよね。相手が決まってないのに練習って、変な感じしないんですか?
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そこがあいつの怖いとこだよ。相手が誰でも困らねえ体を先に作っちまう。「どちらに転んでもいい」ってのは、待ってやってるんじゃなくて、待つ必要がねえって言ってんだ。
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![]() トレーナー |
🎬 バム・ロドリゲスの直近の一戦(vsアントニオ・バルガス)
「そもそもバムってどれくらい強いの?」という方は、6月のバンタム級デビュー戦を見てもらうのが早いです。当時の王者アントニオ・バルガスを止めて、3階級制覇を達成した試合。プロモーターのマッチルーム公式チャンネルが公開しているハイライトです。
▶ 動画が表示されない場合はYouTubeで見る(Matchroom Boxing公式)
26歳で3階級制覇、24戦全勝(17KO)。スピードと角度で殴るタイプで、体格差を技術で消せる選手です。だからこそ井上戦に価値があるし、だからこそ陣営は慎重にステップを踏みたがっている、とも言えます。
📝 管理人の予想
「井上vsバムが来年3月までに実現するか」で言うと、私は現時点では△(五分五分よりやや悲観的)と見ています。理由は日程です。バム側が11月にメディナ戦を挟むなら、2月開催はかなり窮屈。3月にずれ込む可能性が高く、そこは井上側が示した期限のちょうど境目になります。
ただ、ガルシア氏が「興味はある」と明言していること、そして興行規模から見て動くお金が桁違いであることを考えると、最後は成立に向かうと思っています。個人的に一番気にしているのは、11月20日の興行自体がまだ固まっていないこと。ここが崩れると、バムの「もう1試合」の置き場所がなくなって、玉突きで全部後ろにずれる。まずはそこの正式発表を待ちたいところです。
📌 まとめ
井上尚弥は8月20日にスパーリング開始を報告し、「スーパーバンタム級残留かフェザー級転向か、どちらに転んでもいいよう」体を作ると明言。一方でバム陣営のロバート・ガルシア氏は「誰も私たちにそう言っていない」と井上側からの直接の打診がないことに不満を示し、バンタム級でもう1試合(メディナ戦)を挟みたいという立場を崩していません。そのメディナ戦は11月20日ニューヨーク興行のアンダーカード候補として提示されたと伝えられていますが、興行そのものが未発表のため、すべてはまだ流動的です。
「待たない」と言う側と「聞いてない」と言う側。どちらも本音なんでしょうけど、ファンとしてはさっさとテーブルについてほしい…笑
次に動きがあるとすれば、11月20日興行の正式発表のタイミングだと思います。続報が入り次第、またお伝えしますね!




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